久米島の久米仙、樽貯蔵への挑戦

「久米島の久米仙でも何か出来ないか?」という話が島袋社長からあった旨を当社の大岩社長経由で耳にしました。
ということでまずは、懇意にしている久米島の久米仙の嶺井さんに早速連絡を取ってみたのがきっかけです。
話を聞いてみると樽貯蔵に関するノウハウ・知見を貯めていきたいそう。
では、早速やってみましょうということで、樽を調達するところから始まりました。
ということでまずは、懇意にしている久米島の久米仙の嶺井さんに早速連絡を取ってみたのがきっかけです。
話を聞いてみると樽貯蔵に関するノウハウ・知見を貯めていきたいそう。
では、早速やってみましょうということで、樽を調達するところから始まりました。
メープルシロップ・バニラの組み合わせ

せっかくなら面白い樽が良いよね、ということから以前、神村酒造とコラボして製造した#17の樽を供給したANTELOPEの谷澤さんに連絡。
前に提供していただいたのは蜂蜜がメインのミード樽でしたが、泡盛の古酒香で表現される「メープル」「バニラ」の組み合わせについて聞いてみると、“アサーグリン(https://antelopemeadery.com/products/acerglyn)”というスタイルがあるそう。 メープルシロップを使ったスタイルで、今回は特別にバニラも入れて作ってみましょうかというお話でした。谷澤さんいつもありがとうございます。
前に提供していただいたのは蜂蜜がメインのミード樽でしたが、泡盛の古酒香で表現される「メープル」「バニラ」の組み合わせについて聞いてみると、“アサーグリン(https://antelopemeadery.com/products/acerglyn)”というスタイルがあるそう。 メープルシロップを使ったスタイルで、今回は特別にバニラも入れて作ってみましょうかというお話でした。谷澤さんいつもありがとうございます。
滋賀県から久米島へ樽が送付

谷澤さんとそんな話をしてから月日が経ち、アサーグリン樽の納品目処が経ちましたという連絡が。早速、岐阜から久米島に送ってもらいました。

樽の横には今回詰める予定の県産長粒米で製造した3年古酒。早速この原酒を樽に詰めていきます。

漏斗を樽に差し込み、容量を量りながら2人がかりの作業でした。

ちなみに、肝心の樽のポテンシャルというとダボ穴から甘い香りが漂います。
途中、事務所から女性のスタッフさんが訪れましたが、「甘い香りがする」と気づいていました。 さすが、蜂蜜・メープルシロップ・バニラの三位一体です。
途中、事務所から女性のスタッフさんが訪れましたが、「甘い香りがする」と気づいていました。 さすが、蜂蜜・メープルシロップ・バニラの三位一体です。

そして20分ほどで作業が終わり、栓をします。ここから樽で寝かせつつ、吸光度を調整するためのろ過について検証が始まりました。
樽入れから半年ほど経って

樽入れから半年ほど経ち、久米島での貯蔵状況の連絡がありました。
久米島の久米仙メンバーとリモート会議での打ち合わせです。 何種類かの濾過材を利用し、脱色しつつ香りの強いパターンを探っていく作業です。 複数パターンを製造し、久米島から南島酒販本社に送ってもらいながら、実際のテイスティングも行いました。
最終的に全員一致でベストな結果を選び、今回の製品ではそのパターンを採用しています。
久米島の久米仙メンバーとリモート会議での打ち合わせです。 何種類かの濾過材を利用し、脱色しつつ香りの強いパターンを探っていく作業です。 複数パターンを製造し、久米島から南島酒販本社に送ってもらいながら、実際のテイスティングも行いました。
最終的に全員一致でベストな結果を選び、今回の製品ではそのパターンを採用しています。
蜂蜜・メープルシロップ・バニラをベースとしたミード樽で貯蔵した泡盛を

「甘い香りがする」と表現される泡盛の古酒ですが、具体的にはメープルシロップやバニラと表現されることも多いです。
今回のshimmerでは実際にメープルシロップ・バニラが入っていたミード樽に貯蔵することを試みました。
また、吸光度調整の技術に関しても取り組み、泡盛品目でのリリースを行います。
原酒は3年古酒とまだまだ瓶熟成の余地もあるため、今後香りも増強していくのか?楽しみな1本に仕上がっています。
今回のshimmerでは実際にメープルシロップ・バニラが入っていたミード樽に貯蔵することを試みました。
また、吸光度調整の技術に関しても取り組み、泡盛品目でのリリースを行います。
原酒は3年古酒とまだまだ瓶熟成の余地もあるため、今後香りも増強していくのか?楽しみな1本に仕上がっています。