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県産麹米無濾過仕上
価格:3,850円(税込)
2023年11月27日発売
PRODUCTS
尚円の里 shoen no sato
県産麹米無濾過仕上
ABV. 44%
容量:720ml
合資会社伊是名酒造所
製造担当者:仲田 詢弥

企画:古謝 雄基

原料米:尚円の里(伊是名島産ひとめぼれ)

蒸米時間:非公開

黒麹菌株:石川種麹店通常株

製麹時間:55時間

汲水歩合:非公開

酵母株:泡盛101号

もろみ発酵日数:26日

蒸留器方式:横型間接(常圧)

末垂ALC.濃度:非公開

蒸留後ALC.濃度:非公開

濾過方式:無濾過

原料米:尚円の里(伊是名島産ひとめぼれ)

蒸米時間:非公開

黒麹菌株:石川種麹店通常株

製麹時間:55時間

汲水歩合:非公開

酵母株:泡盛101号

もろみ発酵日数:26日

蒸留器方式:横型間接(常圧)

末垂ALC.濃度:非公開

蒸留後ALC.濃度:非公開

濾過方式:無濾過

STORY
国内外数々のコンペティションで、最高金賞を受賞
shimmerシリーズの第一弾として伊是名酒造所の協力を得て誕生した『shimmer#1 常盤 汲水歩合130%仕込』が「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)2023」において最高金賞となるダブルゴールド、 「東京ウイスキー&スピリッツ・コンペティション(TWSC)2023」でも金賞を受賞。 また、伊是名酒造所の人気銘柄のひとつ『金丸』がTWSC 2023年にて最高金賞、 2022年には『尚円の里』が最高金賞を受賞しました。 伊是名酒造所は、確かな技術が評価されているメーカーなのです。
『shimmer#8 菊之露』の発表を受け、製造を決意した『shimmer#13 尚円の里』
数々の賞を受賞する伊是名酒造所において、一人で泡盛の製造を行うのが、製造責任者の仲田詢弥氏です。 彼は東京農業大学醸造科学科を卒業後、清酒蔵に勤め、数年前から実家である伊是名酒造所にて泡盛の製造に取り組んでいます。 伊是名酒造所は、これまでに濾過をしない「無濾過」の泡盛を販売した事はありませんでしたが、今回『shimmer#13』にて「無濾過」に挑戦することが決まりました。 それは、菊之露酒造株式会社が初めて取り組んだ『shimmer#8 菊之露 保安濾過仕上』の影響がありました。
『菊之露ブラウン』の原酒となる蒸留直後の泡盛を、濾過をせずほぼ出来立ての状態で仕上げた『shimmer#8 菊之露』の完成を受け、 仲田氏より当社に「これまでは在庫の問題などもあり、販売した事のなかった無濾過の酒を造り、ユーザーの反応を聞いてみたい」と相談を受けました。 伊是名酒造所は、濾過技術が確立されて以降、「無濾過」の泡盛を何十年も製品化したことがなく、これからも予定がないということでしたが、今回のご縁で、伊是名酒造所初の“無濾過”の泡盛が生まれることを非常に嬉しく思いました。
年に1度しか出来ない『尚円の里』をshimmerのために特注でカスタマイズ
今回のshimmer#13を企画するにあたり、通常の『尚円の里』との差別化を図るために、①できる限り高度数、②全ての原料に伊是名島産ひとめぼれ『尚円の里』を使用、③保安濾過ではなく無濾過 の3点をポイントとしました。
まず1点目の「できる限り高度数」は、通常の『尚円の里』は30度に加水し販売されているのに対し、shimmer#13は、伊是名酒造所の免許で出すことができる最大度数44度での酒質で設計することにしました。 ここで注目すべきは割り水をして「30度の泡盛」と「44度の泡盛」は最終的な味わい等を含めた着地点(度数)が異なるため、原酒の設計から異なります。その意味でも、このshimmer#13は造りから既存の『尚円の里』とは違った製造を行っているのです。
麹米は石川種麹店に特注で依頼、完全テロワールの泡盛を作り上げる
2点目に、「全ての原料に伊是名島産ひとめぼれ(尚円の里)を使用」ということが挙げられます。 普段は国産玄米で種麹を製造している石川種麹店様に、無理を言って伊是名島産ひとめぼれ(尚円の里)使用の種麹を特注で製造していただきました。 「伊是名島で作られたお米と伊是名島の水を使い、伊是名島の酒造所が泡盛を製造する」“完全なる伊是名島産泡盛”を目指して、この特注種麹を製造し使用したのです。 麹米・原料米、全てを同一国産米で合わせた泡盛は2023年9月時点で公開されている情報では他に確認できず、このshimmer#13が最初になると考えられます。
保安濾過ではなく無濾過、少量だからこそ掛けられた手間
そして、最後のポイントは「保安濾過ではなく無濾過」です。 菊之露酒造で行ったshimmer#8は蒸留後の泡盛を瓶詰めする際に、メーカーとして最低限の濾過を掛けた「保安濾過」でした。 ただ、今回のshimmer#13ではフィルター無しの「無濾過」となります。 そのため、shimmer#13の作業時は工場内を閉めきり人の出入りをなくし、なるべく無風の状態で作業、徹底して道具を洗浄・管理し異物の混入を防ぎ、瓶詰後に目検でチェックを行うという手間を掛けたのです。 これもshimmerで限定300本製造という小ロットだからこそ特別に対応いただいた点です。
これまでもなく、これからも無いであろう伊是名ファン必携の泡盛
『尚円の里』は、基本的に1年に少量の製造となる非常に希少性の高い泡盛です。 その『尚円の里』をここまで振れた独自のカスタマイズで販売するのは、まさに今までになく、これからも出ることの無い、まさに価値のある製品になります。
これまでに伊是名酒造所の泡盛を飲んだ事のないお客様、そして愛飲して頂いている伊是名酒造所ファンのお客様も是非、この機会に『shimmer#13 尚円の里 県産麹米無濾過仕上』をご期待ください。
VOICE

合資会社伊是名酒造所

仲田 詢弥

特別な『尚円の里』
今回の「shimmer#13尚円の里」では、これまでに取り組んだ事のなかった「無濾過」に挑戦しました。 今までも無濾過には興味があり、無濾過といわれるお酒のテイスティングや、県内外の関係者との情報交換をしていたことで、実際に造りたい酒質のイメージは持っていました。 ですが、在庫の管理や酒質の設計の難しさなど、多くの懸念点があったため実際に取り組むには至りませんでした。そんな中、挑戦するきっかけを南島酒販株式会社様に頂き、製品化としてかたちにすることができました。

通常の「尚円の里」は、原酒に加水してアルコール度数を30度にして提供する事を考え造っていますが、「shimmer#13尚円の里」は、通常の「尚円の里」とは酒質設計を変えました。 コンセプトは、「無濾過の荒々しさと滑らかな舌触りの両立」です。具体的には、アルコール度数44度、無濾過、短い貯蔵期間であることが通常の「尚円の里」との違いです。 私の目指した、「穀物感ある香りや味わいに甘く柔らかな口当たり」を表現する泡盛が出来たと思います。「無濾過の荒々しさ」と「滑らかな舌触り」は一見矛盾しているようにも思われますが、両者をバランスよく表現し、お米由来の甘味や香ばしさを感じるよう仕上げております。

リリースする11月は少しずつ寒さを感じられる時期ですので、飲み方はお湯割りがおすすめです。お湯割りにすることで、お米由来の甘さがのびやかに感じられ、「無濾過」ならではの香りや、しっかりとした味わいはお湯割りとの相性が良いです。時間をかけて、ゆっくりと味わい楽しんでいただきたいです。
TASTING NOTE
Bar Tasting Clubオーナー
儀部 頼人 Yorito Gibu
リミッター解除!
shimmer#1のリリースから約半年。たった半年。shimmerファンの飲み手レベルは遂に「無濾過※」を許容するに至りました。 これもshimmerがリリースする商品が高品質かつきわめて高い信頼性があるからこそのなせる業でしょう。 今回の『shimmer#13 尚円の里-県産麹米無濾過仕上-』は、初リリースでいきなりSan Francisco World Spirits Competitionで最高金賞を受賞し伝説になった『shimmer#1常盤』を担当した伊是名酒造所が再び登板いたします。 「尚円の里」とは通常泡盛造りで使われるインディカ米(タイ米)ではなく、伊是名島の風土が育んだ「ひとめぼれ」を100%使用した風味豊かな逸品。 今回、その一滴一滴を「無濾過」そして44度で味わう事ができるのです。いったいどの様な味わいなのかテイスティングしてみたいと思います。
※瓶詰を行うまでに濾過を行わない製法。当然ながら全てのボトルを目検にて異物等の混入がないか厳しくチェックしています。

【香り】
グラスに注いだ際に、少し離れたところまで香りが届くほどの豊かな芳香を放っています。まず伽羅やくちなしの花の様な甘い香りが漂い、気分を高揚させてくれます。 その後に栗ようかんが通り過ぎ、やがてパンの耳やクラッカー等、香ばしくてソルティーなニュアンスが前面に出てきます。 落ち着いたころに再びクッキーの様な甘い焼き菓子の香りに変わり最後は月桃の様なほのかに甘い香りが残ります。

【味わい】
口にすると「伸び」の良い酒質であることがすぐに分かります。初めにお米の甘さを楽しんでいると、やがてソルティーで疾走感のある味の支配がやってきます。 ここで存分にアルコール感や香ばしさを楽しんだ後、チョコレート、ナッツ類といった本能が喜ぶ味わいを楽しめます。フェードアウトは緩やか。 余韻はくどくなく満足感だけを残していく感覚です。

琉球泡盛は江戸時代には諸国への最上級の献上品として珍重され羨望の的でした。 その後WW2を経て、長い間「ガラパゴス化」の時期に入り、世界に認知されることなく独自の進化を遂げていたのです。 2023年、世界的なコンペティションで最高金賞を受賞したことで、再び世界中が注目することとなりました。 作り手の仲田詢弥氏としても、自身の酒造りが世界水準にあったことを認識する機会となったでしょう。 品評会の裏付けを得た仲田詢弥氏が存分にその実力を振るった「shimmer#13尚円の里-県産麹米無濾過仕上-」をぜひお迎えください。
泡盛マイスター (2018年技能競技大会内閣総理大臣賞受賞)
浦添 智美 Satomi Urasoe
泡盛ファンを唸らせる濃醇な仕上がり
伊是名島は沖縄本島の北方に位置し、豊かな自然が数多く残っている離島です。 ゆったりまったりのんびりという言葉がピッタリで、至福な時間が過ごせます。 そんな素敵な島は水源が豊富で米どころでもあります。
「尚円の里」は毎年数量限定で伊是名島産「ひとめぼれ」を使用して造られる地酒で、 アジア最大級の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022」で、焼酎部門最高金賞を受賞した実力派の蔵元が誇る銘柄です。
今回のshimmer#13は、「尚円の里」の度数帯を高くし無濾過で仕上げ、麹菌にもこだわっている逸品のようです。

【香り】
県産米使用であるであるため、タイ米特有の香りがないのでダイレクトに穀物香がします。
おこげを感じる香ばしさ、焼き芋様の香ばしさ、バナナ様のフルーティーな香り、パウンドケーキ様の甘くもほのかに香るバニラ

【味わい】
お米のおこげを思わせる香ばしさ、純黒糖を舐めたようなコクのある甘さ。キャラメル、程よい苦味とハチミツ様の甘さが長く心地よい。

【全体的印象】
フルボディな香り味わいが今後の熟成を楽しみにさせてくれます。
さすが実力派の蔵元が造る泡盛は、ファンを魅了してやまない逸品の仕上がりとなっています。
DISTILLERY
合資会社伊是名酒造所
〒905-0604 沖縄県伊是名村字伊是名736番地 >>MAP
TEL:0980-45-2089
WEB:http://www.izenashuzosyo.com/
本島北部からフェリーで1時間ほど、長きにわたり琉球を支配した第二尚氏の初代、尚円王の出身地である伊是名島。
そんな伊是名島で1949年から泡盛造りを行うのがこの「伊是名酒造所」。美しいビーチや起伏に富んだ地形など、風光明媚で素朴な島で造られる泡盛は一口飲めば、”伊是名の酒だ”と分かる、しっかりした香りと味わいを持つ。 小規模の工場で大量生産が難しいものの、手造りによる高品質な泡盛は泡盛ファンからの支持を獲得しつつ、国内外のコンペティションでも数多くの賞を受賞する実力派の酒造所です。
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