与那原町に新たなビール醸造所 AGARIHAMA BREWERYプレオープン!
沖縄県与那原町東浜(あがりはま)に8月、新たなクラフトビール醸造所「AGARIHAMA BREWRY」がプレオープン!ということで見学にお邪魔しました。
実は東浜はshimmer onlineの本社である南島酒販株式会社から車で5分ほどの隣町。沖縄県本島東海岸沿いにあります。 与那原町のに新たな特産品を作りたい、また町内とも連携して与那原町を活気づけたいと発足しました。
AGARIHAMA BREWRYを管理する 瑞慶覧朝則工場長
ビール、料理の紹介
提供する定番ビールは3種類
サトウキビを使用し苦味と甘味で飲みごたえもある『GAJYUMARU IPA』(写真左)、パイナップル果汁を使用し、天然着色料で海らしさを表現したフルーツエールの『PINE BLUE』(写真真中)、ホップの程よい苦味とパイナップルピューレを使用しセッションスタイル(※)の『AGARIHAMA IPA』(写真右)。(※IPAの中でもアルコール度数低めでライトな種類のもの。)
今後も新たな商品開発や季節限定商品の開発など意欲的にチャレンジしていきたいそう。
アルコールが飲めない方たちのために前日に仕込んだ麦汁で作った麦汁スパイスソーダを頂きました。ジンジャーエールのようで甘みとスパイスが効いていて美味しかったです!
ビールだけでなく、町内のレストラン「洋食タロウ」のオーナーシェフ瑞慶覧長由さんが手がける料理を併設レストランで提供されており、今回の取材でも提供していただきました。
『洋食タロウ』 オーナーシェフ 瑞慶覧長由料理長
写真だけじゃ伝わりづらいと思いますが非常にビールに合いそうな料理でした。ペアリングできなかったことが悔やまれます…
工場内見学
醸造所内も案内していただき、ビールの醸造工程も説明していただきました。
1回の製造で約500Lのビールを仕込むことができる5本の発酵タンクが設置、今後は月間に4,5回の仕込を予定しているそうです。他の沖縄県内のクラフトビール醸造所と比べても小規模になるそうですが、それを活かして与那原町の特産を使ったビールや様々なスタイルのビールの製造に意欲的にチャレンジしていきたいとのこと。
8月19、20両日の開催される与那原大綱曳(ひき)まつりには早速、大綱曳を応援する「つなひきエール」を会場で販売予定で、屋外でも飲みやすいようにライトに飲めるペールエールタイプだそうです。これも気になりますね…!
使用済み穀物。GAJYUMARU IPAにも使用したサトウキビ。栄養たっぷりなので肥料などとして希望者に提供もしていきたいそうです。
他にも実際に原料に使用しているペレット状のホップを嗅がせていただいたり…
グランドオープンは9月頃。現在は店内提供と量り売りの販売ですが、今後は瓶ビールの販売も予定しており、お土産品やふるさと納税の返礼品への展開も考えているそう。これからの展開がとても楽しみなビール醸造所です。
店舗情報
営業時間 17:00〜23:00 ※火曜定休
TEL:098-917-0311
駐車場:10台