与那国島の酒造所
日本最西端の小さな島、与那国島。かつて飛行機がない時代には「渡難(どなん)」と呼ばれ船でのアクセスが困難を極めたこの島には、現在2つの稼働する酒造所がある。まるで北欧の様な、それでいて沖縄っぽい独特の風景の中で醸される泡盛は、まるで兄弟の様に味わいが似ている。それは島民の味の好みがはっきりと「こうだ」という確固としたものが有るからであろう。おこげの様な香ばしい香りと豊かな味わいが特徴の与那国島の泡盛。与那国島の泡盛というとすぐに60度を誇る「花酒」を想像すると思うが、実際は30度ほどの泡盛のがメインなので、ぜひ一度は与那国島の泡盛を試して頂きたい。