もろみ酢の美味しい飲み方6選!マニアおすすめのアレンジを紹介
健康に良いと話題の「もろみ酢」。
一度飲んでみたい!と気になっていても、どうやって飲むと美味しいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめのもろみ酢の飲み方を6つご紹介します。
この記事を読めば、もろみ酢の美味しい飲み方や飲むタイミング・量がわかります。
もろみ酢を飲んだことがない方や、味がちょっと苦手…という方も、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
この記事を書いた人
眞部 迪子 Mabu Michiko
1. もろみ酢の味わい
まずは、もろみ酢の味わいについてご説明します。
もろみ酢の味の最大の特徴は、その酸味です。
もろみ酢は黒酢と混同されがちですが、主成分は全く異なります。
黒酢の主成分はツンとした酸味が特徴の「酢酸」であるのに対して、もろみ酢の主成分は柑橘系の酸味を持つ「クエン酸」です。
また、もろみ酢にはアミノ酸も多く含まれているため、独特の旨みやコクも感じます。 これらの成分は、もろみ酢の製造時に、お米を黒麹菌によって発酵させる過程で生成されるものです。
もろみ酢と黒酢の違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
↓↓↓
『もろみ酢と黒酢の違いって何?6つの違いを徹底比較!』
市販のもろみ酢には、黒糖入りタイプ、無加糖タイプ、シークヮーサー果汁入りなどがありますが、最も多く流通しているのは黒糖入りです。
黒糖入りタイプはまろやかな甘みで飲みやすく仕上げられており、プルーンや梅酒に近い味わいだと言われることもあります。 ただし、独特な味わいが苦手だと感じる方も一定数いらっしゃいます。
ここからは、健康のためにもろみ酢を摂取したい!という方のために、毎日美味しく飲めるおすすめの飲み方をご紹介していきます。
2. もろみ酢の美味しい飲み方6選
これからお伝えする飲み方を実践すれば、初めての方でも十分にもろみ酢を楽しめます。
ひとつずつご紹介していきますね。
おすすめの飲み方①:ストレート
まずは、スタンダードな飲み方であるストレート。 飲み方は薄めずにそのままコップに注ぐだけです。常温だと少し飲みにくいため、冷蔵庫で冷やしておくとよいでしょう。 氷を入れて少し溶かしながら飲むのもおすすめです。
もろみ酢に慣れている方は、ストレートで飲むことが多いのではないでしょうか。 筆者ももっぱらストレート派で、冷えた1杯をくいっと飲むと疲れが吹き飛びます。
「ストレート」におすすめのもろみ酢
もろみ酢の元祖・石川酒造場が造る黒糖入りもろみ酢。ストレートでも飲みやすい、まろやかな甘さに仕上げられています。
※もろみ酢は保存料無添加の商品が多いため、開封後は冷蔵保管してください。
保存方法は各商品のパッケージなどで確認しましょう。
おすすめの飲み方②:水または炭酸割り
ストレートでは酸味が強すぎるという方におすすめなのが、水または炭酸割りです。おすすめの割合は、もろみ酢1:水(または炭酸水)1ですが、お好みで調整してください。
夏場は氷を入れて、レモンやシークヮーサーを数滴加えると、よりさわやかに楽しめますよ。
無加糖タイプのもろみ酢の場合は、ハチミツやオリゴ糖などで甘みをつけても良いでしょう。
「水または炭酸割り」におすすめのもろみ酢
商品はこちら>>ヘリオス酒造『黒麹醪酢 黒糖入り 720ml』
甘さはやや控えめできりっとした酸味があるので、水や炭酸割りにおすすめ。姉妹品の無糖タイプを使って、好きな甘味にアレンジするのも良いでしょう。
おすすめの飲み方③:牛乳または豆乳割り
酸味が苦手な方や、お子様におすすめしたいのが、牛乳または豆乳割りです。割合は、もろみ酢1:牛乳(または豆乳)1がおすすめです。
牛乳や豆乳のたんぱく質とクエン酸が反応し、飲むヨーグルトのようなとろみが出て、まろやかな味わいになります。
ストレートや水割りではもろみ酢を飲めなかったお子さんが、牛乳割りだと「おかわり!」と言ってくれた経験が何度もあります。
ラッシーのような味わいもありますので、大人の方もぜひ一度試してみていただきたいです。
「牛乳割り」におすすめのもろみ酢
自然豊かな金武町の山清水で造られるもろみ酢。そのままでも飲みやすい美味しさの商品ですが、牛乳・豆乳割りもおすすめです。
おすすめの飲み方④:ジュース割り
こちらも酸味が苦手な方やお子様におすすめの飲み方です。お好みのジュースにもろみ酢を入れると飲みやすくなります。
特におすすめは、リンゴジュースや野菜ジュースを使うことです。
さらに炭酸を追加すると、さっぱりと楽しめますよ。
少し意外な組み合わせでは、ジンジャーエールももろみ酢と相性が良く大人も楽しめます。
「ジュース割り」におすすめのもろみ酢
商品はこちら>>新里酒造『沖縄産もろみ酢 無加糖 900ml』
ジュースに糖分が含まれるので、もろみ酢は無加糖タイプを選ぶのが良いでしょう。沖縄最古の酒蔵が造る、無駄なものは入れない無加糖タイプのこちらのもろみ酢、おすすめです。
おすすめの飲み方⑤:番外編1 アイスにかける
もろみ酢の意外な楽しみ方の一つとして、アイスにかけてみるのはいかがでしょうか?相性がピッタリなのは、バニラアイスやミルクアイスです。
程よい酸味とコクがプラスされ、いつものアイスとは一味違った美味しさが味わえます。
夏場は冷たくて甘いものを口にしたくなりますよね。
アイスにもろみ酢をかけるひと手間で、夏バテ対策にもなりますよ!
「アイスがけ」におすすめのもろみ酢
商品はこちら>>まさひろ酒造『まさひろもろみ酢 ぶどう酢入タイプ 900mlパック』
もろみ酢とぶどう酢をブレンドした珍しいタイプ。ぶどうの風味と程よい酸味で、新感覚のデザートに早変わりします。
姉妹品の黒糖入りタイプもおすすめですよ。
おすすめの飲み方⑥:番外編2 泡盛の炭酸割り+もろみ酢
最後にもう一つ、もろみ酢の変わった楽しみ方をご紹介します。それは、泡盛の炭酸割りにもろみ酢を入れるという飲み方です。
近年、泡盛は「水割り」だけではなく、ハイボールのように「炭酸割り」で楽しまれることも増えてきました。
そこにもろみ酢を加えると、コクと酸味がプラスされて、ほんのりビールのような味わいになります。
意外な組み合わせだと思われるかもしれませんが、もろみ酢は泡盛の製造過程で出る副産物ですので、いわば兄弟のようなもの。味の相性はばっちりなのです。
また、もろみ酢に多く含まれる「アミノ酸」は、肝臓におけるアルコール分解に役立つことが知られています。
お酒好きな方、二日酔い防止に一度お試しあれ!
「泡盛の炭酸割り」におすすめのもろみ酢
もろみ酢の元祖・石川酒造場が造る黒糖入りもろみ酢。そのまま飲んでももちろん美味しいのですが、泡盛との相性をぜひ試してみていただきたい一品です。
3. もろみ酢を飲むタイミングと量
ここからは、もろみ酢を飲む効果的なタイミングについて説明します。もろみ酢には、疲労回復や代謝改善が期待できるクエン酸や、体づくりに重要なアミノ酸が豊富に含まれているため、運動の前後に飲むことをおすすめします。
運動といっても、筋トレやランニングなどの本格的なものだけでなく、お散歩や買い物など、軽く体を動かすものでもよいでしょう。
また、その日の疲労が気になる方や、朝すっきり目覚めたい方は、夕食後に摂取するのもおすすめです。
次に、もろみ酢の摂取量についてです。
もろみ酢製品の飲み方の説明欄には、付属の計量カップ1杯(30ml)が推奨量として記載されていることが多いです。
1日30ml程度をベースとして、疲労時や運動時には2~3杯程度(60~90ml)を飲むことをおすすめします。
おすすめのタイミングと量について説明しましたが、もろみ酢は医薬品ではなく食品ですので、飲むタイミングや摂取量に明確な制限はありません。
飲む人の生活スタイルや疲労具合などによって、もろみ酢を上手に生活に取り入れるとよいでしょう。
4. もろみ酢の美味しい飲み方【まとめ】
今回は、もろみ酢の味の特徴や、美味しい飲み方を6パターンご紹介しました。
・もろみ酢はクエン酸の酸味とアミノ酸のコクが特徴的な健康飲料
・おすすめの飲み方
① ストレート
② 水または炭酸割り
③ 牛乳または豆乳割り
④ ジュース割り
⑤ 番外編1:アイスにかける
⑥ 番外編2:泡盛の炭酸割り+もろみ酢
・飲むタイミングは運動前後または夕食後がおすすめ。
生活スタイルや疲労具合に合わせて1日に30~90ml程度を目安に飲みましょう。
簡単に美味しく飲めると毎日続けやすいですよね。
ぜひもろみ酢を上手に生活に取り入れて、元気な毎日を過ごしていただけると嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。