バーのカウンターなんぞで「オンザロック」でお酒を嗜んでいる人を見ると、なぜカッコいいと思ってしまうのだろうか?
考察するに、それは氷が解けていく過程の味の変化も楽しめる「大人の余裕」を感じるからではなかろうか、、、というわけで、今回は「ロックでおすすめの泡盛」と題して紹介していきます。
上原酒造 神泉3年古酒 43度
まずはシルクの様に滑らかな舌触りの泡盛、上原酒造の「神泉3年古酒43度」をご紹介。
オンザロックは、飲みはじめはまだ氷が溶けておらず、度数が高い状態なので、ピリピリとしたアルコール感を感じさせない神泉は選択肢の一つ。
「電子技法」と呼ばれるマイナスイオンを使った造りで、お酒の分子を細かくし、舌触りを滑らかにしています♪お米の甘みを愉しみながら滑る様なのど越しを同時に楽しめるオンザロック初心者にお試し頂きたい一本。
神村酒造 暖流3年古酒 40度
オンザロックと聞くと、まず思い浮かべるのはウイスキーではありませんか?琥珀色に熟成したスコッチをちびりと呑るなんて、もうアダルト以外の何者でもない!
おっと、取り乱してしまいましたが、そんな「大人な」飲み方を出来る泡盛をご紹介。それが神村酒造の「暖流3年古酒40度」です。
泡盛メーカーで初めて樽熟成に挑戦したのが神村酒造。今年はアジアで最大級の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022でGOLDメダルを受賞!琥珀色に熟成したバニラの様な香りのする泡盛をお楽しみください。
伊是名酒造所 マイルドいぜな島 20度
「無限ロック」って知っていますか?
グラスに注いでも注いでも、いつの間にか無くなってしまう不思議な泡盛、それが伊是名酒造所の「マイルドいぜな島20度」
沖縄本島からフェリーで30分ほどの小島で造られる泡盛は、洗練されたうま味と飲みやすさを併せ持つ隠れた銘酒。それもそのはず、このほど本土の酒蔵での武者修業を終え、帰ってきた若き杜氏が丹精を込めて作り上げた渾身の泡盛なのです!
伊是名島の風土を感じるこの一本、この値段でこの味わいは反則ギリギリの代物です!
石川酒造場 甕仕込5年 43度
「カメ×4、甕仕込みっ!」のCMでおなじみ石川酒造場の「甕仕込5年43度」もぜひオンザロックをお勧めしたい逸品。
初代、泡盛ブレンダーオブザイヤーに輝いた女性杜氏、石川さんの造る古酒は甘く香り豊か♪注ぎたては濃厚な味わいを楽しめ、氷が溶けていくにしたがってプリンの様な甘さを感じることができます。ちなみにこの石川さん、石川酒造場の身内でも何でもないらしいです(笑)
津嘉山酒造所 國華10年古酒 39度
名護市にある津嘉山酒造所。そこで一番存在感を放っているのが名物杜氏の秋村氏。蔵麹達とほとんど寝食を共にしながら酒を造り続ける泡盛界の鬼才。とにかくその酒造りへの熱量は凄まじく、見学者をたちまち國華ファンにしてしまうのだ。そんな秋村氏が育てた「國華十年古酒」はその人柄の全てが現れている様な逸品。複雑な香りの中に甘い香りを隠し持ち、味も濃厚♪ 秋村氏の「ゼロシュガーコーラに25度國華入れたらオリジナルの味超えるっつうの!!」というTwitter上の呟きはあまりに有名(笑)